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オープンキャンパス2017を開催しました


京都大学オープンキャンパス2017が開催され、医学部人間健康科学科では8月9日(水)午前・午後の2部制で学科説明会を実施しました。暑い日差しの中、今年も多くの中高生と保護者の方に参加頂きました。

正面玄関の受付にて当日限定のノベルティバッグと資料を受け取った参加者は、学生スタッフの案内に沿って5階の会場へと移動しました。会場前では様々な体験ブースの整理券配布と宣伝が行われ、開始前から長い行列ができていました。

今年、作業療法学(Occupational Therapy: OT)講座では緑色のロゴ入りオリジナルTシャツを作成しました。学生スタッフと教員が着用して本講座の案内パンフレットを配布したり、ブースを運営したりしイベントを盛り上げました。こちらのデザインと制作を担当してくれたのは4回生の小橋美月さんです。参加者からもかわいい!という声を多く頂きました。

説明会では、まず足立学科長による歓迎の挨拶と各コースの紹介がありました。今年度始動した新カリキュラムの内容やコース毎に育成する学生の将来像についてのお話に、皆熱心に耳を傾けていました。その後、参加者はそれぞれ希望する体験ブースや相談コーナーへと移動しました。相談コーナーでは、参加者と学部生が受験体験や勉強方法、学生生活などについて自由にお話ししました。

OT講座の紹介ブースでは、基礎~応用まであらゆるテーマの研究ポスター掲示や、教員による著書の展示を行い、本を実際手に取って閲覧する人もいました。また、作業療法士の職業紹介として、病院で使用するリハビリ用具を展示するとともに、簡単な手の装具作成の実演を行いました。この実演では参加者は皆大変興味深そうに見学していました。その他、遊びを通した子どものリハビリテーション体験や、Virtual Reality(VR)を用いた高次脳機能検査体験、近赤外分光法による脳機能の可視化体験のブースを設置し、午前・午後共に盛況でした。

オープンキャンパスは学内の教員や学生と中高生が直接に触れ合うことのできる貴重な機会となっています。OT講座の和気藹々とした温かい雰囲気や、異分野と融合した発展性を皆さんに感じ取って頂き、作業療法学を学ぶきっかけおよび受験突破への原動力として頂けることを願っています。

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